阿部産業フィロソフィー手帳 -Abe industry brand- 8
阿部産業の”おきて”フィロソフィー手帳を紐解いていきます。
今回は、経営の原点12ヶ条の10~12条です。
経営の原点12ヶ条~全員参加経営の為に~
第10条 常に創造的な仕事をする(今日よりも明日、明日よりも明後日と、常に改良改善を絶え間なく続ける。創意工夫を重ねる)
創造的と言うと身構えてしまうものですが、日々反省して改善点を見つけ、工夫をし継続する、と考えると頑張る気になるのではないかと思います。いきなり創造的なことはできません。例えばクロスを張るのが仕事なら、今日は右から張っていこう、明日は左から張っていこう、事前に糊付けしていこう、養生の効率的な方法を検討してみよう。改良改善、創意工夫に終わりはありません。
第11条 思いやりの心で誠実に(商いには相手がある。相手を含めて、ハッピーであること。皆が喜ぶこと)
弊社もまだまだ修行が足りないので、お客様からお叱りを受けてしまうこともあります。私が相談に乗りますと第三者の目で見ていますと、ほとんどの場合原因はコミュニケーション不足です。お仕事ですから生きていくためには、儲けをださなくてはいけませんというのは本音の部分ですが、それは弊社の都合に過ぎません。お客様とのWIN-WINの関係にある。それが思いやりの心で誠実にということだと思います。
第12条 常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で
ポジティブで素直なこと。人生を生きていくために一番必要な要素だと思います。この第12条が、弊社の社風となっていくことが私の一番の目標です。
以上、社是、経営理念、四大指針、経営の原点12ヶ条をお送りいたしました。この4つの項目は、京セラを始め、KDDI、JALと日本の名だたる大企業を創業、再建させた稲盛和夫氏の哲学(フィロソフィー)をほとんどそのまま使わせて頂いております。稲盛氏の「心をベースで経営する」という経営の基本姿勢は、先代も私も大変影響を受けております。弊社のような弱小企業でも十分参考になる珠玉の言葉であふれていると感じており、日々勉強させて頂いている次第です。

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