2020年度経営計画書より(6) 経営方針3
阿部産業は、2020年1月より32年目に突入しています。
その中で、昨年12月に行った経営計画発表より計画書の内容を少しずつこのブログでも発表していきたいと思います。
弊社の会社の方針の一端が分かって頂ければ幸いです。
6回目は、阿部産業の経営方針3です。
<経営方針>
一、最期に阿部産業は、『六つの精進』を怠りません。
1.反省のある毎日を送る
2.謙虚にして驕らず
3.誰にも負けない努力をする
4.生きていることに感謝をする
5.善行、利他業を積む
6.感性的な悩みをしない
仏教の教え「六波羅蜜」(意味はネットで調べて下さい。少し前はGoogleで、今の若い人はInstagramで調べるらしいですよ!)を私の尊敬する稲盛和夫氏が、分かり易くかみ砕いてくれたのが『六つの精進』です。
最初の4つ 反省 謙虚 努力 感謝。困難な世界情勢の中で日本人が持っている美徳だと私は感じております。
5つ目の善行利他業(ぜんこうりたぎょう)は、善いことを行い、他人に尽くすということです。まさしく「お・も・て・な・し」です!!
6つ目の感性的な悩み(かんせいてきななやみ)は、どうにもならないものをいつまでもクヨクヨ悩むな!ということです。言い換えれば終わったことをグジグチ悩むより未来を見据えて生きよう!とも言えます。
稲盛和夫さんの教えは、ある意味宗教的なところがありますが、このような考え方が京セラ、KDDIを作り、JALを再建しました。
自分の利益や権利が一番大事だと叫ぶ国や個人が蔓延っている世の中ですが、(近いところだと、新型コロナウイルス騒動での”転売ヤー”、”マスク・トイレットペーパーの品薄”なんかもそうですね。奪い合うから足りなくなり、分ければ余るとはよく言ったものです。)この『六つの精進』のような考え方が世界中でできれば、世界の平和など簡単に達成できる気がします。
少し堅い話になりましたが、弊社の経営方針は3つ。『人間として正しいかどうか』『経営の原点12ヶ条』そして上の『六つの精進』となります。共通して言えることは、”真面目に、誠実に、思いやりをもって、仕事をする”ということに尽きます。これは、弊社従業員一同がもつ会社の社風にもなっています。保守的で新しいことに対して二の足を踏んでしまう短所もありますが、この社風のおかげで30年以上の歴史ある会社となっているのです。
本日から、世間は新年度です。我々も心を新たに日々業務に邁進してまいります。
本年度も宜しくお願い致します。
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